お知らせ
和菓子でほっこり
2021.01.27
知っていると、もっと美味しい!
和菓子のマメ知識
和菓子の起源は古墳時代!
和菓子の起源は、古代に中国からもたらされた「タチバナの実」
といわれ、「果物」でした。
しかしその後、遣唐使によって米や麦、大豆や小豆などをこねて形を整え、
油で揚げた「唐菓子」が日本に渡来。
菓子は、しだいに加工品を意味するようになりました。
例えば、『源氏物語』に登場する菓子「椿餅」も、
蔦の樹液を煮詰めた甘葛という甘味料を餅に混ぜ、椿の葉で包んだものでした。
水分の量で分類
和菓子は一般的に、水分量によって、
生菓子、半生菓子、干菓子に大別されます。(図参照)
そして、生菓子のなかでも水分量が多い草餅などは、
和菓子店が「その日のうちに食べてほしい」という思いで朝につくるため、
「朝生菓子」と呼ばれます。
「朝生菓子」の食べごろは、その日のうち。
「上生菓子」は、つくったあと2~3日は美味しく食べられます。
「焼き物」はつくった翌日のほうが、皮と餡がなじんで、美味しさが増します。
小豆はヘルシー素材
茶の湯の影響も
和菓子の発展に影響を与えたもののひとつに茶の湯があります。
茶席では、濃度が高い「濃茶」には生菓子が、
その次に出てくる濃度が低い「薄茶」には干菓子などが振る舞われます。
◆コーヒー・紅茶にも
和菓子は、コーヒーや紅茶にもよく合います。
コーヒーの場合は、酸味と苦みが強くない豆を選び、
薄めに入れるとよいでしょう。
紅茶ならストレートがおすすめです。
つづく…
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