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巻き爪と陥入爪の症状と治療
2021.03.22
足の爪が刺さり痛くないですか？
靴だけではなく歩き方が原因の場合も。
足指にかかる過剰な力が原因
爪の病気として、巻き爪と、
爪の縁が周囲の皮膚に食い込む陥入爪(かんにゅうそう)があります。
巻き爪は、爪の端が内側に巻き込まれた状態で(図１参照)、
主に足の親指に生じます。
軽度の場合は無症状ですが、重度になると陥入爪と併発して、
傷みや腫れが現れ、歩行がむずかしくなる場合もあります。
原因は、深爪のほか、幅の狭い靴やハイヒールなどを履いたときに
足指にかかる過剰な力です。
また、指を浮かせて足の裏だけでペタペタと歩くクセがあったり、
寝たきりになって指に力が加わらない状態が続いても発症します(表参照)。
急激な肥満が原因となることも
一方、陥入爪は、爪のサイドの一部が皮膚に刺さり、
傷ついた皮膚が腫れて痛みを生じた状態です(図２参照)。
原因は巻き爪と同じで、深爪との関係が強く見られます。
その他、急激な肥満によって爪の周囲の皮膚がむくみ、
爪との隙間が狭くなることも原因になります。
症状は、軽度なら軽い腫れと傷みですが、
炎症が長引いて膿が溜まると、肉芽腫(慢性炎症による腫瘍)が
つくられるなど、状態が悪化します。
つづく…
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