お知らせ

目の異常を放置していませんか?②

2021.07.22

網膜剥離のリスクと治療

 

 

網膜剥離の場合、失明することもあります。

 

 

 

 

 糸くずなどが見えたら受診を 

 

 

網膜剥離の大半は、網膜に孔があく裂孔原性網膜剥離です。

 

孔があく原因(表1参照)は、外傷強度近視などですが、

 

年齢によっても異なります(表2参照)。

 

 

 

 

 

 

 

中高年者の場合は、加齢による硝子体(眼球の形状を保っている)の

 

液化が原因のものが多くなります。

 

硝子体はもともとはゼリー状ですが、

 

40歳代から液化が始まり、

 

それにともなって硝子体の一部が網膜を引っ張り

 

孔をあけてしまうことがあります。

 

すると液化した硝子体が、

 

その孔を通って網膜の下に流れ込み、

 

網膜を脈絡膜から剥がします。

 

糸くずのようなものが見える飛蚊症や、

 

稲妻のような閃光が見える光視症が、

 

前駆症状としてあらわれることがあります。

 

 

 

 

このような症状を放置すると網膜剥離が進行し、

 

失明の危険が高まるおそれがあります。

 

また、アトピー性皮膚炎で症状の強い方は、

 

痒い目を強くこすったりすることで、

 

網膜剥離を発症するケースがあり、注意が必要です。

 

 

 

 

つづく…

 

 

 

 

 

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