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息切れを「トシだから」とあきらめていませんか?②
2021年2月6日
高齢者でも改善が期待できます。
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心臓弁膜症の症状と治療
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主な症状は息切れや動悸など
大動脈弁と僧帽弁は、血液を全身に勢いよく送り出す左心室や左心房にあります。(図1参照)
左心室の壁は、血液を肺に送り出す右心室の壁に比べると
4~5倍の圧力を受けているため、傷みやすいという特徴があります。
また、僧帽弁は、その他の心臓弁は3枚あるのに対して2枚しかなく、
それだけ負担も大きくなります。
弁の働きの異常による大動脈弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症は高齢者に多く見られ、
原因は主に加齢によるものと考えられています。
主な症状は、息切れや動悸、倦怠感ですが、
弁膜症は少しずつ進行するため、自覚症状が現れにくく、
見過ごされたり、運動不足と思い込んだりして、受診が遅れがちです。
進行すると動悸や失神、胸痛などが現れ、心不全や不整脈につながります。
心臓弁膜症は聴診器でも発見できますので、70歳以上の方で、
これらの症状が思い当たる人は、かかりつけ医に診てもらってください。
つづく…
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